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[ 2020/07/07 09:25 | ]
第3回公演「オリオンの夜」

 とある山のてっぺんに、萬御助観音菩薩を本尊とする「駆け込み寺」がありました。しかし住職である賢三は旅に出たっきり。その母である末(88才)がひとりで寺を守っていました。大晦日、そこへ賢三の娘・須弥子が里帰りしてきます。祖母と孫、ふたりでのんびり年越しを……と思っていたところが、駆け込み寺の面目躍如、闖入者が続出。
 嫉妬に狂った妻から、命からがら逃げてきた吾郎(オッサンホスト)。それを追う妻・玉輝(ド近眼のヒグマ)。国宝の菩薩像を盗もうと侵入した浩生(孤児)。そして、須弥子に求婚する尚行(真面目バカ)も訪ねてきます。
 思いの行き違いから、殴る蹴るどつくの(一方的な)痴話喧嘩を繰り広げる玉輝と吾郎。その合間を縫って、不幸な出生の浩生が「ホンコン・マカオの旅」への執着を語り、須弥子は尚行との結婚に踏み切れず……
 賢三とその亡き妻・冴子を含めた、さまざまな家族のかたち。オリオン座は南天に輝き、南港から汽笛が聞こえる大晦日の夜の物語でした。

 今なお続編が山本の脳内でぐるぐるスタンバイ中という、現在のヒポポの路線をほぼ決定づけたエンタテイメントな作品。お末ばあさんというハマリ役も生まれました。岡勝己はこのときが初舞台。橿原神宮前を客演に招き、音響・照明スタッフについても、継続的にご一緒できる人たちと出会うことができました。

 記憶に残るできごとといえば、まずは仏像姿があまりにも違和感なかった(笑)オンケンこと陰地賢一。ていうか数珠も錫杖も自前ってどういうことですか。
 楽日の舞台で、もう思い残すことはない、とばかりに衣装をズタボロに切り裂かれて嬉々としていた(!?)橿原神宮前。あのときのあなたは確実に輝いてたよ、パパン。



公演タイトル オリオンの夜
脚本 山本由香里
演出 山本由香里
公演日 2001年2月24日(土)・25日(日)

キャスト

須弥子:茉莉花
末:山本由香里
吾郎:橿原神宮前
玉輝:摩純
尚行:小谷智久
浩生:岡勝己
賢三:陰地賢一

スタッフ

音響:才木典泰
照明:亀本洋子
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[ 2001/02/24 21:09 | Comments(0) | TrackBack(0) | ヒポポ本公演情報 ]

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